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【Kindleオススメマンガ⑳】完結『DEATH NOTE』全12巻:大場つぐみ, 小畑健(アニメ化から映画化、そしてドラマ化までされた大作)

作品タイトル:DEATH NOTE(全12巻)

著者:大場つぐみ, 小畑健
出版:集英社

[作品のあらすじ]

『名前を書くいた人間を死なせることができる』。そんな死神のノートを拾った頭脳明晰な夜神月(ヤガミライト)は犯罪者を殺し平和な世界を創り上げようとする。

月はいつしか『キラ』と呼ばれ崇められる。一方世界一の探偵と言われるLはこのこの前代未聞の大量殺戮事件の解決に挑む。

[作品の推し所・感想]

『名前を書くいた人間を死なせることができる』ノートという斬新な発想、ライトとLの頭脳戦、心理戦を見事に描いている。また作画の小畑健が描くシリアスな人物描写、細かい描写、なにより死神そのもの、全てにおいて素晴らしい作品である。

アニメ、映画、ドラマ化されていて多少は知っている人も多いかもしれないが原作未読の方は是非読んで欲しい。ライトとLが両方当たり前のように全教科満点で大学に入学し2人が新入生の挨拶をするのだがそのシーンでの対比、そして直後にLがライトに自分の素性を打ち明ける所は見事だとしか言いようがない。作中でもライトがかなり悔しがっていて面白い。またそこのシーンを見ると「あれ?なんでこうなったんだ?」とまた最初から読みたくなるのだ。とにかくそこへ至るまでの過程が素晴らしい。

Lがライトに疑いを向けるのも十分納得できる内容だが、決定的な証拠がない。殺戮の方法がわからないのだ。死神のノート、すなわち題名にもなっているデスノートにはいくつかのルールがある。そして物語の途中で自身への疑惑を避けるためにライトはデスノートを手放し、ノートに関する記憶をすべて失う。そしてライトとLが共闘する。ここに人類最強のタッグが生まれる。しばらく息を潜めていたキラが復活する。

この二人は新たなるキラを追い詰めるがそこまでの展開も素晴らしく、また読み直したくなる。そしてデスノートに関する記憶を取り戻し復活する真のキラであるライトと、とうとう大量殺戮の方法を解明したL。ここで自身への疑惑を免れたライトが勝ちと見るか、大量殺戮の方法を解明したLを勝ちと見るかは意見が分かれるところだろう。さて重大なネタバレは避けているのだが実はここまでで1部なのである。物語はまだ続く。全部で12巻ではあるがボリュームが圧倒的なのだ。

昨今見られる『ただ続いてる漫画』ではなくしっかりと終わった漫画なのだ。読み応えがありながらしっかり終わった漫画は週刊少年ジャンプでは珍しいのではないだろうか。